毎年私が楽しみにしている、
雑誌「ダ・ヴィンチ」のランキング特集。
“BOOK OF THE YEAR 2017”を読んで気になった本をご紹介。
小説編です。
『テーラー伊三郎』/川瀬七緒
田舎町で老人と少年が巻き起こすファッション革命。
「海色」と書いて「アクアマリン」と読む、いわゆるキラキラネームを持ち、人生を悲観する男子高校生と、老いた仕立て職人が死にかけた田舎町に革命を起こす-
初めて知った作家さん。服飾デザインの仕事をされているようで、専門的な知識が生かされていそうだなと興味を惹かれる内容!
仕立て、職人、という言葉がもうかっこいい。笑
『チュベローズで待ってる』/加藤シゲアキ
上、下巻に渡る長編ミステリー!
とりあえず買ってみた上巻を読んだあと、下巻を買いに書店に走りたくなる…こういう文句に弱い。笑
続きが気になる徹夜本が大好物な私。あとホスト界&未来設定というのも面白そう!
加藤シゲアキさんの作品は『ピンクとグレー』と『傘をもたない蟻たちは』しか読んだことないですが、
読みやすくてすっと世界観に入れる。アイドルとしての彼はほとんど知らないけど、作家として追いかけたいなと思っていました。
夏目漱石が友人や妻、弟子に宛てた158通の手紙。
手紙のやり取り、って純粋に憧れる。
文具屋さんに行くとかわいい便箋や封筒にときめき、郵便局で使わない記念切手を買ってみたり、万年筆で味わいのある文字を書く練習をしてみたり…。
昔は友達どうしでお手紙交換とかしたのになぁ。今では年賀状の習慣すらなくなってしまって寂しい…。
というわけで人の手紙が気になるわけです。笑
いつか私ももう一度、手紙を書きたい!